2010年05月16日
イップス克服を目指して その三
自分がフォアハンドイップスだということが分かってから、グリップの握りから、フォアハンドの打ち方まで変えたが、効果がなかった。
だが、ラケットを変えると治ることがあった。
イップスになったときは、トップライトの315gくらいのラケットを使っていたが、300gくらいのトップヘビーのラケットにすると治った。
おそらく、トップライトはきちんとしたスイングができる場合には有効だが、まだ不完全な場合には、スイングする途中に力が入るなどして、余計にイップスになりやすくなるのだと思う。
そこで、ラケットを300gくらいの、かなりトップヘビーモデルに変えてしばらくプレーを行った。
このラケットで数ヶ月プレーしたが、特に完全なイップスは顔を出さなくなった。
しかし、アップ時によくするショートテニスの時に時折、顔を出しそうになる。
このような時は、極力バックで打つか、あえてライジング気味にフォアを打つことで無理矢理押さえることができる。
さらには、ナダルや錦織がよくやるリバーススイングをしているとイップスは顔を出さないことが分かった。
フォアが不安定な人には、このリバーススイングはお勧めかもしれない。コーチなどは、あまり勧めないが、ボールの軌道に対して、平行にスイングするので、コントロールはつきやすい。ただし、ボールに威力はないので、相手のボールの威力がある時に使うのがベスト。
一応、フォアハンドイップスに対する応急処置は分かった。しかし、まだ不安は残っている。
それから数ヶ月経った頃、ひょんなことから、イップス克服に向けてのある方法に出会うことになった。
それについてはまた次回。。。
だが、ラケットを変えると治ることがあった。
イップスになったときは、トップライトの315gくらいのラケットを使っていたが、300gくらいのトップヘビーのラケットにすると治った。
おそらく、トップライトはきちんとしたスイングができる場合には有効だが、まだ不完全な場合には、スイングする途中に力が入るなどして、余計にイップスになりやすくなるのだと思う。
そこで、ラケットを300gくらいの、かなりトップヘビーモデルに変えてしばらくプレーを行った。
このラケットで数ヶ月プレーしたが、特に完全なイップスは顔を出さなくなった。
しかし、アップ時によくするショートテニスの時に時折、顔を出しそうになる。
このような時は、極力バックで打つか、あえてライジング気味にフォアを打つことで無理矢理押さえることができる。
さらには、ナダルや錦織がよくやるリバーススイングをしているとイップスは顔を出さないことが分かった。
フォアが不安定な人には、このリバーススイングはお勧めかもしれない。コーチなどは、あまり勧めないが、ボールの軌道に対して、平行にスイングするので、コントロールはつきやすい。ただし、ボールに威力はないので、相手のボールの威力がある時に使うのがベスト。
一応、フォアハンドイップスに対する応急処置は分かった。しかし、まだ不安は残っている。
それから数ヶ月経った頃、ひょんなことから、イップス克服に向けてのある方法に出会うことになった。
それについてはまた次回。。。
2010年05月08日
イップス克服を目指して その二
イップスになる条件は分かったけど、それを避けてテニスするわけにもいかないので、この日(2年程前)からイップス克服に向けていろいろ挑戦が始まった。
まずはスウィングの改良を試した。もともとフォアのグリップは薄めで、打点も後ろだったので、当たればいい打球が飛んでいくが、オーバーやネットも多い。だからコート内に入れようとして、手で調整しがちでそれがイップスになったと考え、グリップは厚く、スウィングも今風の腰の回転を使ったスウィングに変えてみた。
スクールに、打ち方のトレンドについては敏感な人がいたので、早速レッスンしてもらう。今までは、フォロスルーは左肩の上にきていたのを、左腰あたりにくるようなスウィングにしてみる。グリップもウエスタン。
最初はなかなか上手くいかなかったが、もともとそのようなスウィングが合っていたのか、1ヵ月くらいすると、結構打てるようになってきた。
フォームを変えてから、しばらくは全くイップスも顔を出さず、ようやく克服できたと思っていた。
それから、1ヵ月ほどして、そのフォームをもう一度習うために、同じコーチにプライベートレッスンを受けている、よりによってその最中にイップスは顔を出した。
フォアのレッスンを受けているのに、フォアハンドイップスが顔をだしたので、話にならない。正直にコーチに、自分がイップスであることを話したが、コーチはイップス自体を知らなくて、さらにショック!
その時は、ラケットを以前使っていた硬めのラケットに変えて、近くからの球出しでのメニューになって、イップスは治まった。
結局、スウィングの改造はイップス克服には効果が無かったことだけは分かった。
でも、フォアハンドは以前よりも良くなったから、それはそれでOKだと変に納得はした。
この時分かったことは
① スウィングを改造しても効果無し。
② 近くの球出しではならない。
③ ラケットを変えると治った?
やはり、精神的な病なので、普通のラリーのように、打つまでに考える時間があるとダメみたい。
それと、イップスは野球や、ゴルフ、卓球、ダーツ、など道具を使うスポーツでなるらしい。
今回はダメだったけど、やっぱりテニスは続けたいので、次は違う手法で克服を試みた結果について記載します。
まずはスウィングの改良を試した。もともとフォアのグリップは薄めで、打点も後ろだったので、当たればいい打球が飛んでいくが、オーバーやネットも多い。だからコート内に入れようとして、手で調整しがちでそれがイップスになったと考え、グリップは厚く、スウィングも今風の腰の回転を使ったスウィングに変えてみた。
スクールに、打ち方のトレンドについては敏感な人がいたので、早速レッスンしてもらう。今までは、フォロスルーは左肩の上にきていたのを、左腰あたりにくるようなスウィングにしてみる。グリップもウエスタン。
最初はなかなか上手くいかなかったが、もともとそのようなスウィングが合っていたのか、1ヵ月くらいすると、結構打てるようになってきた。
フォームを変えてから、しばらくは全くイップスも顔を出さず、ようやく克服できたと思っていた。
それから、1ヵ月ほどして、そのフォームをもう一度習うために、同じコーチにプライベートレッスンを受けている、よりによってその最中にイップスは顔を出した。
フォアのレッスンを受けているのに、フォアハンドイップスが顔をだしたので、話にならない。正直にコーチに、自分がイップスであることを話したが、コーチはイップス自体を知らなくて、さらにショック!
その時は、ラケットを以前使っていた硬めのラケットに変えて、近くからの球出しでのメニューになって、イップスは治まった。
結局、スウィングの改造はイップス克服には効果が無かったことだけは分かった。
でも、フォアハンドは以前よりも良くなったから、それはそれでOKだと変に納得はした。
この時分かったことは
① スウィングを改造しても効果無し。
② 近くの球出しではならない。
③ ラケットを変えると治った?
やはり、精神的な病なので、普通のラリーのように、打つまでに考える時間があるとダメみたい。
それと、イップスは野球や、ゴルフ、卓球、ダーツ、など道具を使うスポーツでなるらしい。
今回はダメだったけど、やっぱりテニスは続けたいので、次は違う手法で克服を試みた結果について記載します。
2010年05月06日
イップス克服を目指して その一
テニスを本格的に初めて5年。いまだに中級を抜け出せないけど、40才を来年に控えて、今年こそは本気でテニスをがんばり、念願の上級入りを果たしたい。
これまで、テニスの上達に障害となってきたのは、テニスの回数や、自分の能力もさることながら、一番は、イップスだ。
自分のは、フォアハンドイップスといって、時折ファオハンドを打つ時に、どうすればいいのか分からなくなってしまい、打球がとんでもない方向に飛んでいってしまう症状。
こればかりは、口では上手く説明できない。なんせ、自分のフォアハンドが、自分の物ではないように動かなくなるので、修正のしようがない。同じくテニスをしている妻にも上手く伝わらない。これまでは、いつ発症するか分からなくて、本当に苦労した。 だって、大事な試合の時に発症したかと思いきや、毎週行ってるスクールの普通のラリーの際に発症したりするので、予測もつかず、ただ狼狽するばかり。
発症当時は、イップスって名前も知らなかったし。
最近では、有名になって、(マンガ メジャーでもやってた)ようやくいろいろ分かるようになった。特にゴルフでは有名だね。テニスでは、以前のディメンチュワや、最近のイバノビッチなどがなってるらしい。(でも彼女たちはサービスのイップス)
イップスになりやすいのは、気を遣う人、あまり緊張しない人、外向的な人らしい。あとカッコつけの人。半面ならないのは、緊張し易い人、内向的な人。まさに自分は前者のタイプで、カミさんは後者のタイプ。
初めて発症したのは、4年くらい前。その時は、しばらく治らず、カミさんと二人で練習するにつれて、ようやく治った。あの時はだいぶカミさんに迷惑かけたなあ。
その後、しばらくならなかったが、ある時、また急になって、次の日には治ってた。でも、数ヶ月後、また発症して、すぐに治り、また発症してという風に、段々その間隔も短くなってきた。こりゃおかしいということで、ネットで調べて、ようやくイップスだということが分かった。
当時は治し方が分からなかったが、どのような状況の時になるのかは分かってきた。
① 同じ相手とラリーする時になりやすい。
② デュースサイド同士のクロスラリーの時になりやすい。
③ 上手な相手とラリーする時になりやすい。
この3つの条件が重なったときは高確立でイップスになった。それは分かったのだが、当時はどのようにしたら治るのかが分からず、イップス克服への長い道のりはまだまだ始まったばかりだった。。。(ちょっとカッコつけすぎ?だからイップスになるんだよな。)
というわけで、次につづく。。。
これまで、テニスの上達に障害となってきたのは、テニスの回数や、自分の能力もさることながら、一番は、イップスだ。
自分のは、フォアハンドイップスといって、時折ファオハンドを打つ時に、どうすればいいのか分からなくなってしまい、打球がとんでもない方向に飛んでいってしまう症状。
こればかりは、口では上手く説明できない。なんせ、自分のフォアハンドが、自分の物ではないように動かなくなるので、修正のしようがない。同じくテニスをしている妻にも上手く伝わらない。これまでは、いつ発症するか分からなくて、本当に苦労した。 だって、大事な試合の時に発症したかと思いきや、毎週行ってるスクールの普通のラリーの際に発症したりするので、予測もつかず、ただ狼狽するばかり。
発症当時は、イップスって名前も知らなかったし。
最近では、有名になって、(マンガ メジャーでもやってた)ようやくいろいろ分かるようになった。特にゴルフでは有名だね。テニスでは、以前のディメンチュワや、最近のイバノビッチなどがなってるらしい。(でも彼女たちはサービスのイップス)
イップスになりやすいのは、気を遣う人、あまり緊張しない人、外向的な人らしい。あとカッコつけの人。半面ならないのは、緊張し易い人、内向的な人。まさに自分は前者のタイプで、カミさんは後者のタイプ。
初めて発症したのは、4年くらい前。その時は、しばらく治らず、カミさんと二人で練習するにつれて、ようやく治った。あの時はだいぶカミさんに迷惑かけたなあ。
その後、しばらくならなかったが、ある時、また急になって、次の日には治ってた。でも、数ヶ月後、また発症して、すぐに治り、また発症してという風に、段々その間隔も短くなってきた。こりゃおかしいということで、ネットで調べて、ようやくイップスだということが分かった。
当時は治し方が分からなかったが、どのような状況の時になるのかは分かってきた。
① 同じ相手とラリーする時になりやすい。
② デュースサイド同士のクロスラリーの時になりやすい。
③ 上手な相手とラリーする時になりやすい。
この3つの条件が重なったときは高確立でイップスになった。それは分かったのだが、当時はどのようにしたら治るのかが分からず、イップス克服への長い道のりはまだまだ始まったばかりだった。。。(ちょっとカッコつけすぎ?だからイップスになるんだよな。)
というわけで、次につづく。。。